保健学
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  大学院医学系研究科(保健学)の組織改編にあたって
次世代ヘルスケアサイエンティストの育成を目指して

 総合保健学統括専攻長・保健学科長 寳珠山 稔  

 大学院医学系研究科(保健学)は2002年(平成14年)に設置され、2012年(平成24年)の大学院重点化を経て医療保健学の研究と教育の充実に努めてきました。一方、名古屋大学が2018年(平成30年)に指定国立大学法人として世界最高水準の教育研究活動への展開を目指す中で、本研究科(保健学)でも本邦の医療保健研究をリードし国際的に競争する研究を推進する体制が求められました。これまでの医療分野における大学院での人材育成は「高度医療専門職教育と他職種連携」という語で表現されるように、それぞれの専門職領域の研究者が知識と技術を高めつつ相互の連携を強めることを目指すものでした。けれども近年、医療機関内の医学的情報にとどまらず、医療に供することのできる情報量が飛躍的に増加し、医療保健研究には多種の膨大な情報を扱う研究技術が専門領域の枠を越えて必須となってきました。新たな大学院体制は、2018年からの準備期間を経て2020年4月より設置・開始されました。その体制は、(1)領域を越えた領域融合的研究教育推進、(2)情報科学を取り入れた保健医療分野の研究教育体制、(3)研究ユニットによる集約的研究力強化、が柱としました。すなわち、(1)として、1専攻(総合保健学専攻)化とともに定員増(博士前期課程70名(改組前48名、博士後期課程20名(同17名))を含めて統合と拡充、(2)として、情報科学領域の研究講座を設け、医療専門領域での情報科学の研究教育を推進する中核組織の配置、(3)には、少人数の研究ユニット単位による集約的研究の推進、の体制としました。2019年度実施の大学院入試(2020年度入学生)より改組に向けての学生募集を行い、2020年4月より情報学領域の講座4ユニットを含めた新体制でのカリキュラムが始まりました。

 組織改編では新しいタイプの医療分野の研究者の育成を目指します。それぞれ別の分野の人材が協働する医療医学系と情報学系との共同研究や医工連携のプロジェクトは珍しくありませんが、来るべき情報化社会における医療分野の研究では、情報科学の知識や技術が、現在よりさらに必須化・一般化するものと考えます。大学院の新体制では、大学院教育の段階で専門領域の研究者に情報科学の研究基盤技術を付与していきます。「情報リテラシを有するヘルスケアサイエンティスト」と称する人材は、医療分野や大学での研究を行うのみならず、産業界や行政においても、医療と情報科学に関する知識をもって、これまでにない人材として活躍できるものと考えています。このような人材の強みは、医療者や医療現場からの具体的な視点で情報技術や機器機能、医療情報の内容や特徴の理解を有することにより、医療における新たな課題の発見やこれまで想定されていなかった問題の解決にあたることが期待されることです。

 2019年度には名古屋大学大幸地区の整備が行われ、名古屋大学の碑とともに芝生の広がるキャンパスとなっています。本研究科(保健学)が本邦の医療分野の研究を牽引する研究科のひとつとなる努力を続けたいと考えています。

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