理学療法士はリハビリテーション医療の最前線で、疾病や障害を持った人々が質の高い生活を送るために運動機能や生活機能の改善を支援する専門医療技術者です。
本学科の理学療法学専攻は、高度専門教育・研究機関として学部のみでなく大学院博士前期ならびに後期課程を有しています。専攻の教育もそれらを視野に入れ、以下のような人材を育成することを目標にしています。
- 人の尊厳を考えることができる。
- 医学的知識や心理・社会学的知識を機能と障害の観点から統合し、身体に生じた障害の回復ならびに予防に向けた取り組みを理解することができる。
- 病態に対応した理学療法を、リハビリテーションの理念を基にしたチーム医療として実践することができる。
- 理学療法の科学性を基礎ならびに応用研究の枠組みを用いて追求し、医療や保健に貢献できる理学療法学の基盤を構築することができる。
- 教育・研究者としての教養と知識を有し、次代の指導的役割を担うことができる。
- 学際領域における共同研究を積極的に推進し、医療のみでなく保健・福祉全般に貢献することができる。
● こんな学生を求めています!
本専攻には基礎理学療法学と病態理学療法学の2つの講座が設けられており、各教員は高いレベルで最新の知識・情報・技術を学生に提供できるよう努力しています。とくに本専攻の研究は、理学療法学分野では先端を走っており、科学的実証をもとに経験的治療から理論的治療への転換・展開を目指しています。理学療法学をさらに発展させる意気込みのある学生を期待しています。 |