研究ユニット(大学院)紹介

研究ユニット(大学院)の概要

 作業療法科学ユニットでは、リハビリテーションや作業療法領域での科学技術や研究開発の発展に国際的に寄与できる研究者と高度専門職業人の育成を目指しています。障害があることで生じる特別なニーズに応えるために、保健学という学際的視点を生かしながら、専門的な基礎的研究と臨床的研究、創造的開発を推進します。これらの研究を押進め、その成果を次世代国際社会へ発信しています。

 博士前期課程では、保健学という幅広く学際的な視点をベースとし、より専門性の高い作業療法学を習得します。修了後に、EBM (Evidence Based Medicine : 根拠に基づく医療) の発展のために臨床領域で研究を継続するための研究技術の習得は言うまでもなく、保健学の基礎となる医療管理学や福祉学、作業療法の高い技術習得を目的としたリハビリテーション臨床実践実習など、研究と臨床的活動の両者を踏まえた教育が行われます。この両輪から現場や日本、世界を牽引出来るリーダーの育成を目指しています。

また博士後期課程では、前期課程から引き続き研究に従事し、その成果を発信し発展することのできる国際的な研究職の育成を目指し、多彩な研究活動が行われています。修了生の多くは国内外で研究活動を継続し、次世代を育成する役割を担っています。