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THP演習(平成20年度)の感想
 とてもよい体験・演習がうけられて良かったです。多職種間での意識や考え・知識等が異なることはイメージはしていましたが、今回のグループワークを行うことで何となくではありますが、その違いがどのようなことかが具体的にわかってきた気がします。今後に向けては、その微妙な違いをも埋めていくことができるような、多職種間でのコミュニケーション能力をつけて高めていくことを課題にしたいと思います。(看護)
 これまで多職種と協働という機会があまりなかったが、自ら持とうとしなかったかもしれないと気づいた。様々な職種の力を活かして、問題解決に向けて働きかけていくことが大切であることを改めて認識できた。またどんな事例に対しても問題解決をあきらめないでより良くなる可能性を追求していくことを学んだと思う。自分の職種以外の方とじっくり話せて、保健師とは何か、独自性を改めて問う機会にもなったし、保健師のおもしろさを実感することもできた(看護)
 事例Aを担当しましたが、多職種の見方の違いに驚きました。同じ文面を読んで考えることがこれほどにも違うのかと思いました。しかし、全職種がご本人、ご家族の為、より良くなることを考えようとしていることが一致していると感じました。対象者への思いが強いからこそ、目標を統一させることが難しかったですが、時間を重ねて話し合うことで皆が同じ気持ちになることが出来たと思います。また、もう一方の班の発表を聞き、チームメンバーが変わることでも変化していくので正しい答えというものに近づけるのは本当に難しい事なのだろうと感じました。多職種の考える具体的な意見が聞けて、ともに考えることが出来、とても勉強になりました。THPの授業全体を通して、もう少しこのような実践的な演習が多いと、THPとしての役割が分かりやすかったのではないかと思います。(リハビリテーション療法学)
 本演習に参加するまではこうしたカンファの経験もなく、むしろ多職種の関わりにに抵抗(偏見や自分自身の自信のなさ)がありましたが、今回実際に参加して考えが変わり、抵抗がなくなりました。大西先生が仰ったように、OTとして事例が回復の見込みがあるとわかっていましたが、やはりその実現のためには多職種の支援・連携なしには実現し得ないことを身をもって感じました。まさにリハビリはリハビリだけではできないのだなと実感しました。THPとして、“リーダーシップ”までは至らないと思いますが、多職種に“学ぶ”姿勢をもって、今回勉強させていただいた同グループの先輩・先生方のようになりたいと思いました。この演習が、これまでのTHPの講義の中でいちばん楽しくためになりました。(リハビリテーション療法学)
 THPを受講して、視野が広がったし、様々な角度から事象をとらえることが出来るようになったと思っていました。しかし、模擬カンファレンスを通して、多職種の方の事象のとらえ方が違うという事(それは自分の中に視点があっても優先度の低いことであったり、全く視点にないものもありました)と、自分自身のとらえ方の傾向を知る事ができました。同時に、足りないものも分かりました。だから多職種が方向性を一致させ、共通の目標に向かって強みを生かせるようにする事の大切さを実感しました。そのために電話やメールではなく、やはり時間を設けて話し合う事の大切さが分かりました。(看護)
 2日間の集中講義を通じて、多職種間の視野の違い、又、カンファレンスの重要性を感じました。コメンテーターの方の意見でもあったように“最悪のシナリオ”を想定している事で何が重要かという重み付けをしていくプロセスを持たなくてはいけないと思います。リハビリスタッフの特性というか自分自身の考えですが、非常に当事者を強調しすぎるあまりに、逆に周囲の環境を壊してしまう可能性があることを考えておく必要がある事を改めて気づきました。もう一つこの演習の中で感じた事は、社会資源に対する知識の少なさを痛感いたしました。逆に自ら持ち得ない知識を多職種に問う事もしなくてはいけないと思います。非常に有意義な2日間でした。(リハビリテーション療法学)
 私は学部からそのまま大学院に進学し、臨床経験が非常に少ないため、本講義に対して非常に不安を感じてきました。しかし他の様々な職種、背景を持つ方々と一つの問題についてディスカッションを重ねる中で、今後THPやリーダーとして不可欠な考えを学ぶ事が出来ました。具体的にそれは、自分の考えと他人の考えを明確に理解した上で、自分の考えを他人に正確に伝えることだと学びました。その時に必要なものとして、客観的なツールの提示の威力を感じました。なぜならこのツールの提示によって個々人の凹凸だった認識がきれいに統一したからです。今後どのような形でTHPで学んだ知見を活かしていくか、明確な形としては未知ではありますが、他にも様々な経験をしていく中で自分なりに活用していこうと思います。(リハビリテーション療法学)
 今回のグループワークと2日目のディスカッションに参加して、とても意義があると感じました。他の職種の仕事の内容や知識、また考え方を知る事ができました。他の職種で使われているツールの有効性を知り、またそれでは測れない部分についても考える事ができました。(中略)事例についてのディスカッションでは、前半は色々な話ができ、共感できる部分も多々ありましたが、後半発表に向けて話し合う中では、すり合わせが難しく、最も大切にしたいと思うところが共有しにくい状況でした。THPとは何だろうという事も考えたりしました。今回のようなグループワークはもう少し前の段階で行うこともできるように感じました。受講生としては、こういう機会をもっと多く持ちたいと思いました。(看護)
 事例検討を多職種の方々と行う経験が今までなかったので大変勉強になりました。模擬でさえこれだけ時間と能力がかかるのに、実際はカンファレンスが有効に行われるためのTHPの役割についてその重要性を認識することができました。臨床では時々医師とぶつかり合うこともありますが、その意見の相違や視点の違いをお互いの職種の尊重と理解から、歩み寄ること(その作業)が重要であると考えています。PT、MTの方々と討議できるこのような演習がもっとあれば自分の中でのTHPの役割と機能の理解が深まると思いました。(看護)
 始まって直ぐの意見交換で、職種によって言っていることが全く違っていることに驚き、話し合いは難しくなると感じた。本講義の参加者は、多職種を受け入れようとするスタンスで臨んでいるので話がまとまる方向に向かったが、そのスタンスでない人が一人でもいるとまとまらなくなる可能性があると思った。多職種の視点は、最終的に自分の視野を広げるためのヒントになっていたと思う。非常に有意義な討議に参加できたことを嬉しく思う。(リハビリテーション療法学)
名古屋大学大学院医学系研究科  トータルヘルスプランナー(THP)養成コース
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