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THP概論 集中講義(2007年8月3~5日)の感想
 1日目感想
 THPの概論ということで、どのような講義を聴講できるか非常に楽しみであったと同時に、内容も疫学に対する様々な考え方を学べ、非常に有用な時間となった。研究においても、種々の側面からその精度や正確性を求めていくことが重要であると再認識することができた。THPの講義では他専攻の色々な先生の話を聞けることが非常に楽しみです。
 疫学調査については、保健所の感染対策において日常的に実施しており興味深く聴くことができた。疫学の基礎を再度学ぶことができた。スクリーニング、精度管理については、感度・特異度など理解することができた。エイズ迅速検査の導入を検討した際に、その有効性と感度・特異度などをみて議論したが、十分な知識もなく深められなかったが、本日の講義で確認することができた。忙しい日常業務ではじっくり考える時間もなく走りながら考えている現状である。現場での経験を踏まえながらの講義はとても楽しい。
 疫学的な調査研究の経験がないため、初めて聞く用語もありましたが、新鮮な学びが多く満たされました。疫学研究が主題でしたが、研究デザインの方法・過程など、他の研究にも生かせる内容が多かったです。どんな研究でも精度や正確性が重要なので。普段は看護系の研究法しか接する機会がなかったので、他領域の先生の講義は新鮮でした。長時間でしたがバラエティがあり、集中して受講できました。
 2日目感想
 各講師の皆様が、現在熱心に取り組んでいらっしゃることがよくわかりました。ですが、その分思いも強く、もう少し余裕を持って組んでいただけるとありがたかったです。午前中の講義では、介護保険を含め高齢者対策の今までの経過や今後の方向性を知ることができたので、現場でもとても生かせると思いました。午後の講義では、各専門分野で活躍されている方々のお話を聞くことができ、大変参考になりました。特に、訪問リハビリについては、なにかと規定が変わり、算定も難しかったりしますので、とても参考になりました。行政から現場まで、それぞれのイメージや現実はありますが、どこも連携をうまくできるようにするために動いているのだと感じました。
 本日は短時間で様々な職種の様々な意見を聴くことができ、大変勉強になりました。学部の授業では専門を学ぶことで精一杯で、私たちは専門性を主張することは出来ますが、利用者さん、患者さんのために皆で話し合い、ゆずり合い、協力しあいということが苦手なような気がします。医療従事者、行政、様々な分野について知識をたくわえることが柔軟な考えを生み出すと思います。また、専門性を深め、OTの幅を広げるためにもとても勉強になったと感じます。また、集中講義につきましては、もう少し時間的余裕を持たせてもらい、講義数を増やした中で選択できれば興味あることを集中して(注意を持続して)傾聴できるかと思います。
 地域保健事業に関しては元来興味ある内容だったので、本日の講義は大変おもしろかったです。行政について、私も新卒で資格取得間もなく、知識不足のまま臨床に出ていると実感することが多々あるので、今回改めて学ぶことができて良かったと思います。また医療の臨床現場からは離れている(物理的に)行政の場ではあまり理解なく制度のみムリヤリおし進めている印象が(先入観で)あったのですが、決してそうではないことが感じられました。しかし、どうしても“制度”や“法”、“数値目標”などでしばられる事が多い行政の方向性と「人間の尊厳を守る」という臨床など現場の理想とは矛盾してくるのではないかと思いました。そして、午後からの地域の現状について、今の自分にも身近なケアマネ・地域リハの講義をお聞きでき大変勉強になりました。ケアマネについては今まで知らなかった点も多くあるなと感じました。訪問リハの講義には中でも最もひきこまれ大変興味を持ちました。リハでも、地域保健でも、まだまだ自分が介入していける点はたくさんあるのだなと希望が持てました。
 3日目感想
 倫理について、見直しができました。以前先生の講義を受けましたが、忘れていたこともあり、復讐にとても役立ちました。卒業後は、自分の職場でも働きながらできる範囲で研究を続けていきたいと考えています。自分の所属する職場での倫理上の手続きや患者様へのIC(インフォームド・コンセント)、発表など、どのようにシステムとしていくのか、職場の人たちと一緒に考えていけたらと思いました。科学的論文の読み方については、大変わかりやすく、興味深くきかせて頂きました。自分の目標を確認したり、位置づけなどをしたりする時に、図を書くことはとてもよいことだと思いました。また、いろいろな尺度やサンプルなどの使い方など、文献や自分の研究をする時に役立てることができると思いました。それだけ自分の勉強不足を感じました。集中講義全体については、正直なところ、とてもキツかったです。内容もとても濃いので、もう少しゆったりとじっくりと聴講できるとうれしいです。
 倫理について、歴史的な背景から現在の考え方まで、興味深く聴講することができた。研究を進める上での根底にあるものを再認識できた。科学的論文の読み方については、講義全体を通して非常におもしろかった。研究に必要なたくさんの知識を得ることができた。また、機会があれば話を聞いてみたく感じた。集中講義全体については、3日間の集中講義として非常に勉強になった。
 研究倫理に関して、研究者として持つべき姿勢について改めて考えさせられた。当然ではあるが、研究の社会的意義を常に念頭におき、自分の研究のための研究にはならないよう、倫理的な行動が必要である。この姿勢は、研究スタイルにも映し出されていくように感じた。科学的論文の読み方については、長時間であったが、刺激的な内容で集中して聞くことができた。願わくば1年早くこの講義をききたかった。内容が多く、一つ一つが難しい内容であったので、この講義だけでも2単位分の時間にしても十分と感じた。3日間の集中講義は大変ではあるが、意識をして集中して学ぶことができたので、大変有意義でした。
名古屋大学大学院医学系研究科  トータルヘルスプランナー(THP)養成コース
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