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THP概論 集中講義(2008年9月6-7,13-14日)の感想
1日目「疫学研究の基礎知識」の感想
 病棟看護師として勤務していた経験しかなかったため疫学にふれてくることがなく、正直保健師の国家試験の勉強をしていた時以来に勉強したように思います。あの時は、自分自身も研究をなんとかこなしていた状況だったため、深く理解することができませんでしたが、大学院の前期の授業や文献を読んだりしていることもあり、とても理解できました。疫学とは・・という基礎から入ってくださったので、普段疫学に触れてこなかった私にとっては理解しやすく助かりました。地域系でずっと触れてきた人にとってはもっと深く学習したいと考える方もみえるかと思いますので、どこに焦点をしぼるかを決めることは難しいと思いますが、本日はとても良かったです。(看護学)
 疫学、統計処理について詳しく説明していただけて大変勉強になりました。ありがとうございました。普段、ES細胞を用いた基礎研究をおこなっているため、統計や、取り込み、除外(基準)、バイアスといったことは深く考えたことがありませんでした。今後、様々な研究を学んだり、実際に行ったりしていきたいと考えていますので、今回の講義を生かしていきたいと思います。大変興味深い授業ありがとうございました。(リハビリテーション療法学)
 疫学を通じて研究方法やその価値について学びました。研究の妥当性やバイアスを考慮してのデザインや対策を立てることの必要性を再認識しました。さらに事例を使っての疫学研究の種類やポイントを学び、予防の観点で進めて結果を出すことの大切さを考えさせられました。またそれぞれの講義は、講師の個性(?)の出るものでそれぞれ興味深く聴講できた。ありがとうございました。一つ苦言があるとしたら1日に4コマ連続の講義はさすがに疲れました。(リハビリテーション療法学)
2日目「研究における倫理と科学的論文の読み方」の感想
 今まで良く分からなかった文献検索方法やサイトや論文の読み方を教えていただいたのでとても参考になりました。また昨日学習した疫学の概論的な内容を様々なグラフや数値を見ながら考えながら復習することができたので、知識として吸収できたように思います。これまでEBMという概念を全く意識したことがありませんでしたが、何事も根拠と正しいデータ解釈を持って判断していきたいと思いました。(看護学)
 自分の研究の前段階である倫理審査について、自分がどういったところを考えて行わなくてはいけないのか、曖昧だったものをしっかり講義していただきありがとうございました。また、研究を始めるにあたって、情報をどのように集めて、その情報にはどういったものがあるのかを、具体的に教えていただき大変勉強になりました。特に、文献検索の具体的なところは、現段階では手探り状態だったので今後にとても参考になります。個人的にもう少し早い時期に知りたかったとは思いましたが。(看護学)
 論文の検索や読み方など、日々の研究・臨床に大変役立つものでした。自分の勤めている所はいつも患者さんへの介入方法を経験的なもので決めてしまっている部分が多く、本日の講義により改めてその見直しをしたいと思います。また、常勤で働きながら大学院に通っているので時間的制約も多く論文を読む量が限られています。本日の講義によりその点への解決へとなりそうです。貴重な講義ありがとうございました。(リハビリテーション療法学)

3日目「地域保健医療福祉行政の動向」の感想
 地域高齢者医療政策について、今の現状を具体的に学ぶことが出来ました。実際にかかっている医療費がとても大きいことが分かり、今後の制度改革でどう変わるか、これから自身で調べ学んでいきたいと思いました。生活習慣病について具体的に愛知県の取り組みを聞けて良かったです。(看護学)
 3コマともとても情報量の多い、内容も濃いもので把握・理解するのに時間を要した。介護保険制度と高齢者福祉制度については行政の現状や課題を知ることが出来た。地域高齢者医療政策については、保健と保険の違いから、日本の施策としてのコスト面などのデータを示しての講義は興味深かった。地域保健政策の動向については、イラストやパワーポイントをテンポ良く使用し、学生を飽きさせないものであった。(リハビリテーション療法学)
 行政の話、それも実際に働いている方のお話を聞けたことはとても貴重な体験でした。やはり少子高齢化社会において、国、市町村、病院等、施設、各単位で問題は山積みで中々解決策が見つからないものが多いのだと感じました。行政が現場と密になって、より具体的に一塊となって考えていくことはより重要になりますし、大学等研究施設も現状を把握して協力していくことは大事だと思いました。(リハビリテーション療法学)

4日目「病院施設と在宅ケアの連携」の感想
 基本的なポイントを踏まえ、実例を具体的に話していただけたことが良かった。先生方のパワーが伝わってくる講義だった。多職種の連携のためには、待っているだけではいけなくて、自ら理解してもらおうとする働きかけが大切だと思った。また、広い知識を持ち、他の職種の強みを活用していくことが必要なのだと感じた。(看護学)
 現場の先生方の貴重なお話を大変興味深く聞かせて頂きありがとうございました。事例を詳細に紹介して頂くことでイメージしやすく、理想と現実のギャップについてよく考えることができました。退院支援や在宅のことについては、病院で看護師として働いていた時によく直面した問題だったので、このようなお話が聞ける機会があり良かったです。(看護学)
 現場の具体的なお話が聞けてとても興味深く勉強になる時間でした。自分の専門職の知識だけでなく、他職種の知識を持つ、理解するということが連携をスムーズにとる上で非常に有効なのではないかと思いました。今後の勉強意欲向上にもつながりました。(リハビリテーション療法学)
 訪問と病院は、一方向的な情報交換でなく、訪問は病院での情報を知って今後を考え、病院は自宅での生活にあった対応をするという相互的な関わりが大切だと感じました。本人・家族を中心に考えることが重要で、本人だけでなく家族のQOLを考えて対応していけるような配慮の重要性を感じました。(リハビリテーション療法学)
名古屋大学大学院医学系研究科  トータルヘルスプランナー(THP)養成コース
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