専攻紹介

学部 学生生活

 4年間の大学生活を通して、学生は様々な体験をします。1年次には作業療法学の垣根を超え、総合大学ならではの文理融合した教養科目を履修し、豊かな教養を身につけます。様々な領域における第一線の教員からの授業は、基礎としての豊かな学問の土壌となり、学生の学習やその後の活動を促進しています。また多くの学生がサークルや部活動に所属したり、伝統ある名大祭に参加したり、学部の枠を超えた交流を行っています。2年次以降は専門科目を学び、病院や施設で実施される臨床実習に参加します。3年生前期からは研究法や卒業研究を履修し、指導教員の指導の下、大学院生らと共に研究室に所属し、一つの研究を遂行し、報告します。
 また名古屋大学は国際教育交流センター海外留学室を所有しており、留学生の受け入れと在校生の留学を促進しています。また世界各国の約140の大学や機関と大学間学術交流協定を締結しています。そのため、早期の段階から海外留学へ出かけることも可能です。当専攻では海外への研修も実施されており、タイへの医療研修も行われています。学部の1年生から参加のチャンスが与えられており、早期からグローバルな視点での学習が可能です。
 一方で4年間の生活の中で様々なアルバイトや一人暮らしを体験する学生も少なくありません。ボランティア活動や一人旅などいろいろな活動のチャンスが大学にはあふれています。リハビリテーション・作業療法の世界を学びながら、大学生という身分を活かしたいろいろなチャレンジが可能な場所といえるでしょう。こういった経験は多様な将来像において大きな糧になると考えられます。

 

4月には在校生と教員が参加して、1泊2日の新入生ガイダンスが行われます。ガイダンスでは4年間の学修や学生生活についてのオリエンテーション・在校生から大学生活についてのアドバイス・ゲームやレクリエーションを取り入れた懇親会も行われ、学生間や教員との交流を深めます。多くの学生がサークルや部活動に所属し、学部の枠を超えた交流もしています。当専攻の学生は3年生後期より、各々の卒業研究に取り組み、4年生後期に成果発表もします。発表会には下級生も参加し、自身の今後の研究内容や大学院への進学について考える機会になっています。多くの授業科目の履修や臨床実習を通して、作業療法への理解を深めながら充実した4年間を過ごしています。